冬から春にご注意を!
長かった冬が明けて春に変わる季節の移り目には気温や環境の変化がありますが、
それと同時にお肌の状態も移ろいやすくなります。
普段は肌トラブルが起きにくいという方でも、
この季節になるとなぜか肌が敏感になったり乾燥が起こったりしてしまうということもあるでしょう。
冬から春に移り変わるこの時期は、日頃と同じスキンケアではなく季節に合わせたケアを行ってあげることが大切です。
新しい季節を楽しむためにも春の環境に負けない肌づくりをしていきましょう。
冬から春にかけて肌トラブルが起きやすくなる理由とは
▷気温の変化にお肌が対応できない
寒い冬が終わり春になると気温も上がって過ごしやすい日が続きますが、
やはり朝方や夜になるとまだまだ寒さを感じることも多いもの。
また、気温と同じように湿度も変わりやすいため、
お肌はこの気温の上がり下がりや湿度の変化に対応できず、
皮脂のコントロールができなくなってしまうのです。
お肌のうるおいキープのために必要な皮脂のバランスが崩れてしまうと、
お肌のバリア機能が低下して外部からの刺激を受けやすくなります。
▷紫外線量の増加
紫外線と聞くと太陽がギラギラと照らしつける夏を想像しますが、実は1年を通して降り注いでいます。
3月頃になると徐々に強くなり始め、残暑シーズンの9~10月と同じ程度の量になるともいわれています。
「まだ春だし大丈夫」という気持ちでUVケアに気を抜いていると、
知らず知らずの間に紫外線によるダメージを受けてしまうのです。
▷花粉によるダメージ
春になると花粉症の症状に悩まされる方も多いですが、
その症状の1つにお肌に赤みが出たり、痒みが起こるという肌トラブルが挙げられます。
しかし、この花粉による肌トラブルは花粉症の自覚のない方にも見られるため注意が必要です。
もともと春の環境によって肌バリアが低下した状態のお肌に花粉がつくと、肌荒れの悪化につながります。