髪の毛をサラサラツヤツヤにしたいけど、最近流行りのストレートリートメントと縮毛矯正どっちがいいの?何が違うの?と疑問に思われている方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、ストレートトリートメントと縮毛矯正の違いについてご紹介します。
ストレートトリートメントとは
ストレートトリートメントは薬剤と熱の効果により髪内部の構造を改善するケアです。
正式名称は酸熱トリートメントといい、グリオキシル酸などの酸性成分を毛髪内のアミノ基と反応させ、髪の毛内部に「架橋結合」というものを作ります。
架橋結合が新たにできることで髪の毛の内部構造が強化され、髪にハリとコシが復元します。
注意点としてはストレートトリートメントではエイジング毛によるうねりは抑えることができますが、クセ毛をストレートにすることには特化していません。
強いクセ毛にお悩みの方がクセやうねりを直したい場合は思ったように改善できないことがありますので注意が必要です。
縮毛矯正とは
縮毛矯正は特殊な薬剤を使い、髪の内部結合を一旦切り、アイロンでクセを伸ばし、再度髪内部の結合をつくってクセやうねりのないストレートヘアをつくる施術です。
縮毛矯正はクセやうねりを伸ばすことに特化していますのでダメージケアを改善する効果はありません。
ただ、強いうねりやクセ毛でもサラサラのストレートにすることができます。
また、最近では縮毛矯正でただ真っすぐにするのではなく、自然なストレートにしたり、毛先を自然にワンカールさせるなどデザインを持たせる技術もあります。
したがって縮毛矯正はダメージヘアを改善したい方にはおすすめできず、クセ毛やうねりをまっすぐなストレートヘアにしたいと考えている方におすすめのメニューです。
髪質改善はスタイリストと相談してケアするのがおすすめ
ストレートトリートメントはやりすぎると髪のpH値が偏り、髪が硬くなってしまったりします。
そのため、髪質改善でつや髪を手に入れたい場合はヘアサロンの担当スタイリストさんと相談しながら適切な頻度でケアするのがおすすめです。