髪が骨折??縮毛矯正の悲劇・・・。
2019.02.16
こんにちは!
津山市東一宮の美容院ロッコの杉本です!
日本人の髪は直毛が多いですが
ゆるーいくせ毛なども含めるのなら70%くらいの人はくせ毛だと言われています。
今はまだ乾燥の季節なので、くせ毛の方は比較的扱いやすい状態だと思います。
でも
6月ごろから湿気が増えていき、梅雨に入ると最もストレスを感じやすくなりますよね。
縮毛矯正を定期的にされる方も多いんじゃないでしょうか?
その中でも
縮毛矯正で痛い目なった!って方
少なからずいますよね。
僕も実際お客様から聞くのが
「とにかく痛い」「癖がのびてない」「髪がチリチリになった」などなど
様々です。
薬剤知識と毛髪理論がわかっていれば
「とにかく痛い」「癖が伸びてない」ということは起こりません。
強く挟んで強く引っ張れば癖が伸びると勘違いしている美容師さんはたまにいます・・・
癖の強さや髪のダメージレベルを見極めて薬剤選定して
アイロンは軽く挟むだけで癖は伸びますよ。
癖が伸びるか伸びないかは
アイロンの熱伝導が重要で、髪内部の温度がある一定の温度になれば癖は伸びるんです(薬剤選定間違えると伸びません)
なので引っ張る強さとかは関係ないんですよね。
厄介なのはチリチリになること。
こうなると元通りに直すことは不可能。
チリチリの状態から見た目などはある程度良くすることはできますが
時間がたてば髪はボロボロになっていきます。
ここまで来たらもう切ることをおすすめします。
髪が短くはなりますが、見た目の状態や扱いやすさは良くなります。
そして
最も厄介なのが
中間部分で毛が折れてしまってる状態!
こちらの写真
ちょっと違和感感じませんか?
この〇で囲った部分
???!
髪の流れが不自然じゃないですか?
折れてますよね。
毛流としては完全にありえない流れですよね。
こうなる原因はただひとつ!
薬剤を根元に付けてしまったから!
縮毛矯正の薬は
原則として、少なくとも根元5mmは薬をつけてはダメです。
根元まで薬をつけてアイロンで挟むと
その瞬間ポキッと折れてしまいます。
襟足やハチ部分がそうなっている方が多いです。
この場合も直すことは困難です。
ちぎれる寸前の状態なので、薬剤のパワーに耐えられずちぎれてしまいます。
処置の方法としては
縮毛矯正を控えてもらうか、折れている部分以外だけを縮毛矯正するという方法をとらせていただいてます。
写真のお客様は初めてご来店いただいた方だったのですが
内側の部分ということもあり、僕が発見するまで気づかなかったみたいです。
ただ、いつもより手触りとおさまりの悪さは感じていたそうです。
今は跡形もなく綺麗な髪になってます!
縮毛矯正はサロンの技術の中でもトップクラスに難しい施術だと思っています。
それ故にしっかしとした技術と知識が必要になります。
以前の記事でも書いたのですが
髪は傷むと元の状態に戻すことは不可能です。
これから縮毛矯正が増える季節になっていきます。
縮毛矯正のことはもちろんケアについても
気になることがあればなんでも聞いてくださいね!
岡山県でダメージヘアにお悩みの方は完全マンツーマンの美容室 Loccoへ。
会社名:Locco(ロッコ)
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