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髪の毛の増やすメカニズムはあるの?

『抜け毛が気になる』『頭皮が透けてきた』『髪の毛が細くなってきた』

男性に限らず、最近は20代30代の女性でも悩みを抱えている人が多いです。

 

それらの理由として、カラーや脱色、パーマなどの髪にダメージを与えるヘアースタイルが増えてきたこと、

また

食事を含む生活習慣の乱れ、ストレス、シャンプーのし過ぎなど様々な要素が考えられます。

 

これらの理由を全部無くすことはなかなかできませんが、少しでも髪のことを知って、

髪に良い習慣を身につけ、抜け毛やハゲを防止したいですよね。

 

今回は髪を増やすメカニズムということでどういった流れで髪の毛がフサフサになるのかをご紹介したいと思います。

 

 

1. 根元に栄養を注げば髪はフサフサになる!?

髪の毛は植物と異なり、根っこである「毛根」から髪が作られます。

 

毛根のいちばん深い場所にある細胞が増えることで、押し上げられて髪が伸びていきます。

その細胞も酸素や栄養をとり入れて増えます。

頭皮の中にある時は柔らかいのですが、押し上げられて乾いていくと硬くなります。

 

フサフサと元気な髪の毛にするには、新しい髪を作ってくれる場所である毛根に栄養を注ぎ、

毛の根っこにある細胞の活動を活発にする必要があります。

 

 

2.パーマやカラーでは髪のフサフサに影響なし

頭皮は表皮、真皮、皮下組織という3つの層で構成されています。

 

そして、表皮は一番下は基底(きてい)層があり、

次に有棘(ゆうきょく)層、顆粒(かりゅう)層、一番上が角質(かくしつ)層の4つに分かれており、

下の基底層から細胞が押し出されて、角質層は細胞としては死んでいます。

 

基底層から角質層まで進んで、垢やフケとなってはがれる新陳代謝の期間は約6週間と言われています。

表皮はこの新陳代謝によって、いつも生まれ変わっているので、

カラーやパーマなどで頭皮を傷めても、頭皮全体には影響がなく、影響があるのは表皮だけです。