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酸熱トリートメントでうねりとサヨナラ!仕組みと効果を解説

2022.03.18

髪の毛のうねりやパサつきにお悩みではありませんか?

 

酸熱トリートメントは一般的なトリートメントと異なり、薬剤を使って髪そのものを改善していく方法です。

ここでは、酸熱トリートメントの仕組みや効果について解説します。

酸熱トリートメントの仕組み

普通のトリートメントはアミノ酸や保湿成分などが配合されており、髪表面から成分が浸透して髪の傷んだ部分を修復します。

それに対して酸熱トリートメントは髪の構造にアプローチします。

 

酸熱トリートメントではグリオキシル酸を主成分としたトリートメント剤が髪の内部に働きかけ、髪の繊維質を整えます。

 

ダメージで失われたアミノ酸やタンパク質を入れ込み、酸で反応を起こしてアイロンで熱処理をすると髪の水分が抜き取られ、髪の中に「イミノ結合」という新たな結合を作り、さらに熱によって固定化されます。

 

イミノ結合をするとパーマやカラーリング、紫外線や乾燥などでダメージを受けて架橋結合が破壊されたパサパサの髪に結合が追加され、しなやかな髪にすることができます。

酸熱トリートメントの効果

酸熱トリートメントは以下のような効果が期待できます。

・ツヤ改善
・ハリ・コシ改善
・広がりとクセ改善

 

髪の内部から修復する為、ダメージ毛による髪の広がりやうねりを抑え、サラツヤのまとまりのある髪の毛になります。

強いうねりは改善できないので注意

酸熱トリートメントでは髪内部の歪みを改善する為、がたつきやダメージによるうねりを改善することができます。

ただ、強いうねりは改善できません。

 

酸熱トリートメントではストレートアイロンを使いますので、クセを伸ばすと思われがちですが、アイロンの工程は髪に180度前後の熱を加えて酸熱ケアによる脱水結合をさせるのが目的です。

 

ダメージによるうねりやクセは改善できますが、生まれつきの強いうねりやくせ毛がある方は縮毛矯正がおすすめです。

 

ケアの頻度や回数は髪質やダメージ度により変わりますのでスタイリストと相談しながら決めると良いでしょう。